ネットバンドコンサルティング
システムの構築、ITインフラ製品の販売
タイで設立20年を迎えた老舗
CTCとの連携で顧客ニーズに応える
1996 年にタイで設立されたNETBAND CONSULTINGは、海外のIT企業の製品販売やシステム構築などを手掛け、true、Thai Beverage、TOAなどタイを代表する企業への導入実績を多数有している。同社には日本の総合商社グループの大手SI企業である伊藤忠テクノソリューションズ(以下CTC)が出資。2012年に合弁契約を結び、経営に参画したことで、タイで強靭な顧客網を有するIT企業を、日本企業の技術とノウハウが支えるという図式ができあがった。「NETBANDは20年にわたり地場のお客様をサポートしてきました。CTCと連携することで幅広い提案もできるようになりました」と渡邉一史エグゼクティブダイレクターは語る。セキュリティニーズが高まる中、現在は顧客のネットワーク環境のセキュリティリスクを定量的に判断するアセスメントサービスに注力している。一般に有償で行われることが多いアセスメントを無償としたうえ、限られたIT予算でもセキュリティ対策を最大化できる対処法を顧客に提案するものだ。「当社はマレーシア、シンガポールに拠点を持っており、ASEAN地域を面でサポートすることが可能です。当社が提供するサービスは、品質だけでなく価格面でもお客様にご納得いただけると考えています。まずはこの無償サービスを利用いただき、当社の技術力を感じていただければと思います」(渡邉氏)
大規模なインフラシステムの構築に強みを持ち、米国を中心にIT先進技術をいち早く取り入れ、技術や製品を組み合わせて最適なソリューションを提供してきたCTCと同社が連携することで、顧客のグローバルニーズに応えていく考えだ。
※この情報は2016年01月現在の取材を元にしています