タイ政府は、国民消費と経済回復の一環として所得税還付キャンペーン「Shop Dee Mee Kuen 2023」を、2023年1月1日〜2月15日に展開すると発表した。
2020年と2022年に続き、3回目のキャンペーン実施となり、今回はガソリン代にも適用されるという。還付の対象者はタイに納税して確定申告をしている人で外国人も含まれる。
期間内(2023年1月1日〜2月15日)に最大4万B分の商品・サービスを購入した際に発行された紙または電子のタックスインボイス(Tax Invoice)を証拠として、2023年分の確定申告の際に還付を請求できる。
紙または電子のタックスインボイスが還付請求の際の証拠となるが、書籍およびOTOP(一村一品運動の商品)の場合は、購入者の名前が記載されている領収書でも代用可能。
還付額に関しては納税者の所得によって異なり申告額の5〜35%となる。例えば、年収50万〜75万Bの人が最大4万B分の商品を購入した場合、4万Bの15%(6,000B)が還付される。
還付の対象とならない商品は、酒類、タバコ、自動車、新聞と雑誌(電子含む)、旅行ガイド代、ホテル宿泊費、電気・水道料金、インターネットサービス料金、電話料金、損害保険、サブスクリプションによる長期サービスなどとなる。
(21日=バンコクビズ)
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