23日、タイ食品・医薬品委員会(FDA)が液体窒素を使用したお菓子の危険性を呼びかけた。
インドネシアで最近、液体窒素を混ぜたスナック菓子「Chiki Ngebul」を食べた子どもが腹痛や下痢を起こした事例があり、FDAがこれを受けて警告を発した。
なお、写真の「Chiki Ngebul」は、スナックを液体窒素で瞬間冷凍させたもの。同様に液体窒素で瞬間冷凍する製法によるお菓子を見かけた場合は食べないように注意を促している。また、煙状の水蒸気を吸引するのも危険とのこと。
飲食店に対し、液体窒素を過度に使用したお菓子が消費者に有害だと確認した場合は、最高2年の禁固または最高2万Bの罰金、またはその両方が科せられる。
(23日=タイラット)
https://www.thairath.co.th/news/society/2610080