財務省アーコム大臣が10日、タイバーツ相場上昇が輸出の縮小につながるリスクになるとして警戒を呼びかけている。
タイバーツは年初から米ドルに対して2.58%上昇しており、インドネシアのルピアに続き、アジアでは2番目のパーフォマンスを示している。
同大臣は、これはタイがアジアの他国より早めに開国し、GDPの約18%を占める観光業の急速な回復を背景に、経済回復が進んでいるからだとしている。
なお、今年2023年の訪タイ外国人観光客数は2000万人を目標としている。
(10日=バンコクビズ)
https://www.bangkokbiznews.com/finance/investment/1052497