タイ財務省国税局は5月6日、タイ国外へ出国の際に発生する出国税徴収の導入提案に関する世論調査を開始したと発表。5月17日まで意見を受け付けている。
提案では、空路での出国の場合は1人あたり1,000B、陸路および海路の場合は1人500Bが発生することになるとのこと。タイ国籍の者およびタイ在住が許可された外国人が徴収の対象とされている。
出国税は、この税収が政府の収入となるとともに、タイ人が外貨を過剰に持ち出すことを防止するためで、貿易赤字問題の緩和にもつながるとのこと。
また、国税局によると、出国税はタイの新たな徴税ではなく、すでに1983年に制定された法律により許可されていたが、1991年から免除されているという。
(5月6日=プラチャーチャート・トゥラキット)
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