5月14日にタイ下院選挙が行われたことを受け、新政権発足は8月上旬になると見込みだという。
憲法では選挙日から60日以内（7月13日まで）に選挙管理委員会が選挙結果を正式発表しなければならない規定がある。
結果発表から15日以内（7月28日まで）に最初の議会が開催され、議長を選出して任命。その直後（7月下旬〜8月上旬）に議会によって首相選出が行われる。
8月上旬に国王陛下から承認を得て新政権が発足するという流れになる。
なお、現時点では選挙管理委員会の正式発表に至っていないが、2大野党の前進党とタイ貢献党が議席獲得1位・2位となっている。両党は協力関係を結ぶと発表し、他党を含めて下院議席500議席中310議席を獲得すると予想され、前進党首のピター氏を首相に擁立する予定。
また現行憲法では、首相は下院（500議席）と上院（250議席）で過半数である合計376票以上を獲得しなければならない。
（5月14日＝プラチャーチャート・トゥラキット）
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