バンコク都のチャッチャート都知事は5月20日、市民からバンラック区シーロム通りにある有名女子校付近で大麻販売店が営業しているという報告を受け、これに対して「営業許可を発行したのはいいが、店の場所をしっかりと確認したのか」と保健省の業務に対して苦言を申し立てた。
保健省は5月22日、同知事の忠告を受ける形で同店を摘発して、営業許可を30日間停止したという。しかし停止理由は店の場所ではなく、店が登記官に大麻の入手方法および用途の定期報告を行っていなかったことだった。
保健省によると、購入者の年齢制限はあるが大麻販売店の営業場所に関する明確な規制はなく、営業者の良心に委ねている状況とのこと。
(5月22日=タイPBS)
https://www.thaipbs.or.th/news/content/328101