7月10日午後6時頃、バンコク都ラートクラバン区ルアンペン通りの、全長約400mの交差点に架かる建設中の陸橋が倒壊した。11日時点では死者2人、負傷者13人、行方不明1人が確認されている。押し潰された車やバイク、道路沿いの民家からの被害報告もあった。
事故現場は、スワンナプーム国際空港の北側 スーパー「ロータス」ラートクラバン店 の近く。
タイ工学会(EIT)の調査によると、現段階では道路のコンクリートスラブを繋ぐための措置に異常があると判明。スラブ(橋を形成する床板)が橋脚から落下し、連鎖的に他のスラブも倒壊したとされているが、詳しい原因はさらなる調査が必要だという。
現場付近では復旧作業のため、ロータス同店舗からジャラケーノイ警察署の道路の間が封鎖されている。現場を訪れた都知事は、一部車線を利用できるまで最低でも3〜4日間を要すると述べている。
(7月11日=タイPBS)
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