プラユット首相
政界引退を表明

写真は、2022年5月26日、プラユット首相が東京都で行われた第27回国際交流会議「アジアの未来」に参加した時の様子


7月11日、プラユット・チャンオチャ首相兼国防相大臣がタイ団結国家建設党(ルアムタイサーンチャート党)を辞め、政界からの引退を表明した。軍事クーデターから約9年間の「プラユット政権」に幕が下りた。

タイ団結国家建設党は下院(定数500)総選挙で36議席しか獲得できず、同氏の引退が予想されていた。なお、プラユット首相は新政権発足(新首相指名は7月13日に行われる予定)までは暫定首相を務める。

(7月11日=タイPBS)
https://www.thaipbs.or.th/news/content/329563


【プラユット・チャンオチャ】
1954年3月21日生まれ、 ナコーンラーチャシーマー県出身。1976年、チュラチョームクラオ陸軍士官学校卒業、同年に陸軍に正式入隊。2010年、陸軍司令官に任命される。
2014年5月20日、前年から続いていたタイ反政府デモを巡って、陸軍司令官として厳戒令を発令。その2日後の5月22日、「国家平和秩序評議会」を結成して軍事クーデターを決行し、同国の実権を掌握した。同年8月25日、タイ国王ラマ9世からの任命を受け、正式にタイで29人目の首相に就任した。
 

 

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