7月9日、タイ警察サイバー犯罪捜査局が偽ライオンエア詐欺事件の進捗について公開した。100人以上の被害者が合計1億5,000Bの被害を受けている。
目撃者によると、エスカレーターの踏段（ステップ）が格納部分で折り重なり、衝突音とともに一部の踏段が床下に沈み込んだとのこと。
今年3月、航空会社ライオンエアになりすました詐欺グループが被害者の個人情報を盗み、銀行口座から預金を引き出す事件が多発。犯人の手口はライオンエアを名乗った上で、SMSなどを通じて「あなたは無料航空券の抽選に当たった」というメッセージを送信。航空券を受け取るための偽アプリをインストールさせ、様々な個人情報や6桁のPIN番号を入力させた後、被害者の口座からオンラインバンキングで詐欺グループの口座に送金させたという。
警察は西部ターク県メーサイ市で5人の犯人を逮捕したが、1人は逃亡中。
（7月9日＝マティション）
