食品・医薬品委員会(FDA)が7月18日、デング熱の感染拡大を受けて市販されている「デング熱検査キット」を使用しないように警告。検査キットの一般人の使用は未承認だという。
FDAによると、今年のデング熱の感染者数が昨年同時期の4.7倍増で、デング熱検査キットの需要が高まっているという。しかし、正確な診断には検査キットによるウイルス検出のみではなく医師や専門家による臨床診断が必要なため、一般人が自己診断のために購入しないように警告している。
FDAは、デング熱に感染したと思われる場合は自分で検査をせずに、医師の診断を受けるように強く推奨している。
(7月18日=マネージャーオンライン)
https://mgronline.com/qol/detail/9660000065096
保健省が6月12日に公開した統計では、今年1月1日〜6月7日までの全国デング熱感染者は合計1万9503人、17人が死亡している。