7月25日、タイ国政府観光庁(TAT)のユタサック総裁の談話によると、2023年1〜6月にタイを訪れた日本人旅行客数は32万人で、同時期に日本を訪れたタイ人旅行客数である49万人を下回ったという。
国籍別の訪タイ人数では1位マレーシア、2位中国、3位ロシア、4位韓国の順。コロナ禍前の2019年には6位だった日本は、13位と大幅に順位を落としている。
同総裁によると、これは円安と5月まで実施されていた厳しいコロナ関連の規制が原因だと推測しており、現在は日本人観光客勧誘計画の促進を急いでいると述べている。
一方、TAT大阪支部によると、日本人がタイを観光先に選ぶ割合が2019年は10%だったのに対して、2022年は12%と増加傾向が見られることから、2023年にはこの数字を15%まで引き上げる目標を掲げているという。
(7月25日=バンコクビズ)