延期されていた首相指名選挙
22日に決定

ワンムハマドノー下院議長が8月16日、延期されていた首相指名選挙を8月22日に実施すると発表した。

前回(7月19日)の首相指名選挙は第1党の前進党(カオクライ党)の首相候補であるピター氏を再度擁立できないという結果で終わった。これを受け、同党が憲法裁判所に首相候補資格を認めなかったことは憲法違反であると訴えを起こしていたため、結果が発表されるまで次回の首相指名選挙は延期されていた。16日に裁判所が前進党の訴えを受理しないとしたことで、首相指名選挙が22日に実施されることに決まった。

22日の首相指名選挙では、第2党のタイ貢献党(プアタイ党)が元大手不動産最高経営責任者のセーター氏を擁立する予定。

タイ貢献党は前進党が率いる旧野党同盟を脱退し、現在は保守派党と手を組み支持を得ていることから、前進党はタイ貢献党を支持しないと表明している。そのため最終的には上院で60票が必要となる。しかし、上院の支持率はまだ不透明なため、首相に選出されるかは定かではないとされている。

(BBCタイ=8月16日)
https://www.bbc.com/thai/articles/clewy66z8vvo

 
 

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