運輸省公道局が8月11日、自動料金徴収システム「M-FLOW」を偽装してSMSで支払い請求通知を行っている詐欺が確認されていると発表。広く警戒を呼びかけている。
同局の調べによると、詐欺SMSの通知には偽のURLが貼られており、アクセスすると「個人情報の記入」や「詐欺アプリをダウンロード」させられるという。現在「M-FLOW」のシステムは、①公式サイト、②アプリ「MFlowThai」、③LINE「@mflowthai」の3つの方法のみで支払いが可能。SMSでの請求通知制度はないため、「M-FLOW」と称したSMS通知はすべて詐欺とのこと。
なお、「M-FLOW」とはETCバーを使用せず、専用車線を走行する車のナンバープレートをAIで検出する高速道路料金徴収システムのこと。M-FLOWの専用車線を誤って走行する運転手が多いことから、詐欺師はこの点を悪用していると考えられる。
(8月11日=マティション)
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