タイ食品・医薬品委員会(FDA)とタイ水産局が8月26日、日本の原発処理水放流に対する現時点での対応を発表した。
水産局によると、福島原発事故後は同海域からの輸入品を既に監視しており、現在に至るまでランダム検査を怠っていないという。また、国際原子力機関(IAEA)も今回の処理水放流を管理していることから安全性が保障できるため、輸入禁止や制限はしないとのこと。ただし国民の信頼を得るために、FDAはランダム検査の対象総数を通常時の2倍にする。なおFDAによると、原発処理水放流後に日本から輸入される魚介類の初ロットがタイへ届くのは9月に入ってからと見込まれており、検査体制は万全だという。
(8月26日=マティション)
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