かねてから政府が提案していた観光政策「中国・インド人観光客に対するフリービザ」についての詳細が発表された。
セター新首相の談話では、「フリービザ」とは発行料金を無料にするのではなく「ビザ免除」のことだと示唆。観光復興のために10月1日からの観光ハイシーズン期間でのみ、一時的に観光ビザだけに実施する予定とのこと。
また観光・スポーツ省は2023年内に中国人観光客500万人以上を目標に掲げているが、8月時点で200万人に達していない。そのため目標を達成するために同政策が実施される運びとなった。この件に対して各方面が観光客数急増の対処に取り組み、警察はゼロドルツアー(高額な買い物を強要される激安ツアー)や中華系犯罪組織に対する警戒を強めている。
(9月5日=タイラット)
https://www.thairath.co.th/scoop/theissue/2722868