中部シンブリー県の寺院で9月16日、14歳の少年が誘拐された。27日時点で誘拐犯と少年の行方はわかっていない。
警察の調査によると、犯人の男(35歳)が運転するサーレン(荷物運び用の荷台付きバイク)に乗りながらスマホを触っている少年の映像を監視カメラが捉えているという。男はそのサーレンを県内の業者に売却し、少年を連れて身を隠したとのこと。サーレンを購入した業者は、「男は少年を親戚」だと説明しており、少年は何も言わずに終始スマホを触っていたと語っている。
現地住民によると男は寺院付近によく現れ、子どもたちに自分のスマホで遊ばせていたとのこと。誘拐された少年の友人は犯人から「スマホを買ってあげるのでついてきて」と誘われたことがあると証言していることもり、誘拐された少年も同様の手口で誘われたのではないかと推測されている。
(9月23日=タイPBS)