子どものいないタイ人
4割が「子どもを望まない」

国立開発行政研究院(NIDA)が10月1日、タイの子持ち率などに関する世論調査の結果を発表した。調査対象者は全国から抽出した1310人の18〜40歳で、調査は9月26〜28日に行われた。

家族構成に関する調査では29.3%が「独身で交際していない」、26.5%が「既婚者で子持ち」、20.9%が「独身だが交際している」、10.9%が「婚姻届を出していないが配偶者がいて子持ち」。その他が「既婚者だが子どもがいない」、「配偶者はいないが子持ち」などだった。

その中で子どもがいない回答者を対象とした「子どもが欲しいか」という質問に対して、53.8%が「欲しい」、44.0%が「欲しくない」、2.1%が「わからない・興味がない」と回答。

「欲しくない」と答えた回答者に「なぜ欲しくないのか(複数回答)」という質問をしたところ、38.3%が「生活費を増やしたくない」、同じく38.3%が「こんなご時世に子どもがどう生きていくのかが心配」、37.7%が「子育てをしたくない」、33.2%が「自由に生きたい」などと答えている。

また「少子化問題を心配しているか」という質問に対して、50.5%が「全く心配していない」、23.1%が「あまり心配していない」、17.7%「やや心配している」、8.5%が「非常に心配している」と回答した。(10月1日=マティション)

https://www.matichon.co.th/politics/news_4208564

 

 

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