タイ運輸省のスリヤ大臣は10月9日、都内鉄道最大運賃一律化20B政策の進捗を発表した。
試験路線として候補に挙げられていたMRTパープルライン(ラオプーン駅〜クロンバンパイ駅の23km)とSRTレッドライン(タリンチャン駅〜バンスー駅〜ランシット駅の41km)の最大運賃20B化案は、10月16日に国会に提出される見込みで、閣議決定すれば同日午後1時から実施されるとのこと。
可決すれば、MRTパープルラインの運賃は14〜42Bから14〜20Bへ、SRTレッドラインの運賃は12〜42Bから12〜20Bとなる。
なお同大臣は、都内の全鉄道網を最大運賃一律20Bにするには共通チケットのシステムを構築する必要があり、すでに導入済みのMRTAに対し、未導入のBTSに関しては交渉やシステム導入に要する時間を踏まえて2年以内に実現できると見込んでいるという。
(10月9日=プラチャーチャート・トゥラキット)
https://www.prachachat.net/general/news-1412060