スワンナプーム国際空港発台湾行きのベトジェット便で10月4日、「ネズミのような動物」が機内で発見されて大騒ぎとなった。
関係者の調べによると、発見された動物はコツメカワウソの子どもとのこと。タイでは指定保護動物となっており、ワシントン条約により国際取引も禁止されている。機内にカワウソを持ち込んだ者を特定するため、乗客全員が1時間ほど機内に待機させられたという。カワウソを持ち込んだ犯人は現地の警察に逮捕され、荷物からは密輸されたリクガメ18匹とげっ歯類3匹なども見つかった。
スワンナプーム国際空港は荷物検査を担当した職員に、懲戒出勤停止処分を下している。
(10月5日=マティション)
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