タイ運輸省のスリヤ大臣は10月16日、試験路線を対象とした首都圏を走る鉄道最大運賃一律20B化政策が閣議決定され、同日から実施したと発表。
試験路線はMRTパープルライン(ラオプーン駅〜クロンバンパイ駅の23km、16駅)とSRTレッドライン(タリンチャン駅〜バンスー駅〜ランシット駅の41km、14駅)。
これにより、MRTパープルラインの運賃は14〜42Bから14〜20Bへ、SRTレッドラインの運賃は12〜42Bから12〜20Bとなった。また、2線が乗り入れるバンソン駅で乗り換えた場合も最大運賃は20Bとなるが、 11月1日から適用する予定。
また同大臣よると、首都圏の全鉄道網を最大運賃20Bにするには、共通チケットシステムの導入や BTS運営会社との交渉に要する時間を踏まえて2年以内に実現させる見込みだという。
(10月17日=マティション)
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