10月16日、72年の歴史を持つタイの鉄道警察隊が解体した。
2022年に発表された警察法改訂により、警察内の組織改編が行われて今回の解体に及んだという。
タイ警察本部のトーサック司令官によると鉄道警察隊に所属していた約700人は、技能によって各部署に配属されることになるとのこと。また鉄道施設内のパトロールに関しては国鉄(SRT)が警備員を導入して、事件などがあった際には所轄地域の警察署と連携することになる。
報道社の鉄道利用者に対する聞き込み調査によると、鉄道警察隊の解体に対して「国鉄の職員だけで安全を保障できるのかが心配だ」など多くの否定的な意見がある。
(10月16日=タイPBS)
https://www.thaipbs.or.th/news/content/332846