トヨタ自動車は11月27日、新興国向け世界戦略車「IMV」の新型ピックアップトラック「ハイラックスチャンプ」を発表した。荷台の拡張性を高めたほか、排気量やホイールベースが異なる8グレードを用意し、様々なビジネス形態や使用用途をカバーする。最低価格は45万9,000バーツと、従来のハイラックスより安く抑えた。
バンコク近郊のサムロン工場で生産し、来年1月に納車を開始する。当初は月1500台の販売を目指す。ガソリン車とディーゼル車をそろえた。荷台は架装を容易にする工夫を施し、冷蔵車やキャンピングカー、フードトラックなどにカスタマイズできる。同日の発表会では11の架装モデルを紹介した。トヨタは全国の架装業者に改造用のマニュアルを配布しており、購入者に対して業者についての情報の提供も行う。
12月11日までバンコク郊外のインパクトチャレンジャーで開催される
「Motor Expo 2023」 でも、大きな話題になるとみられている。
(11月28日=亜州ビジネスASEAN)
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