入国管理局が12月11日、スワンナプーム国際空港の自動出国審査レーン(全16台)が外国人 も利用可能になると発表した。12月15日から適用される。
同局によると、職員による審査の所用時間が1人あたり45秒ほどなのに対して、自動審査機による所用時間は1人あたり最速20秒。同空港は1日あたりの出国者が5〜6万人、1時間あたり20便ほどの出発便があり混雑を極めているが、今回の改善で出国審査の処理能力は1時間最大5千人から1万2千に大幅増となる。
ただし、利用できる外国人はICチップが付いたパスポートの所持者に限られる。ICチップが付いていないパスポートの所持者、未成年外国人、障がい者などは、従来通り職員による審査が必要。
また、同局は自動出国審査機の追加導入を計画しており、2024年7月をめどにスワンナプーム国際空港の自動出国審査レーンを80台に増台し、入国レーンにも新規16台を導入。さらにドンムアン国際空港にも自動出入国審査レーンを各4台から各8台に増台することを予定している。
(12月11日=カオソッド)
https://www.khaosod.co.th/crime/news_8003527