2023年1月1日〜12月31日の間に全国で47万人以上のインフルエンザ感染者が確認されている。そのうち29人が死亡しており、現在も感染拡大の傾向があるという。
タイの疾病予防局によると感染者の大半はA型インフルエンザにかかっており、年齢層別では最多が5〜9歳。続いて0〜4歳、10〜14歳の子どもとなっている。
そのため保健省は「公共交通機関の運転手」「ホテル従業員」「娯楽施設従業員」など、観光業や接客業に従事する者に対してインフルエンザワクチンの接種を推奨している。観光客が多い31県にはワクチン20万回分の能動的接種を実施すると発表した。
(1月8日=タイPBS)