災害防止軽減局(DDPM)が1月5日、年末年始の交通事故防止強化期間である通称「危険な7日間」の統計を発表した。
期間中の2023年12月29日〜2024年1月4日の7日間に発生した交通事故は全国で2288件。284人が死亡して、2307人が負傷している。
同局によると事故原因の最多はスピード違反の38.9%、続いて飲酒運転の23.3%、無謀な車線変更の17.8%などだったとのこと。事故の大部分に二輪車が絡んでおり、事故全体の86.3%を占める高い数値を示している。
事故件数が最も多い県は西部カンチャナブリー県で82件、同県は負傷者数も最多で89人だった。死亡者が最も多いのはバンコク都で19人。
同局によると昨年度の同時期(2022年12月29日〜2023年1月4日)には交通事故が2440件だったという。317人が死亡して、2437人が負傷していた。今年度は全体的に減少傾向になっている。(1月5日=マティション)