タイ女性・子どもの人身取引防止NGO団体「ミラー財団」によると、2023年に同財団へ寄せられた未成年の行方不明者捜索が合計296人を記録したという。対昨年比17%増となり、直近5年間では最多だった。そのうち172人は家出が原因の行方不明。
年齢層別では最多が11〜15歳の138人で、続いて16〜18歳の96人、生後〜10歳の62人となっている。
同財団によると11〜15歳の子どもは友人やSNSで知り合った他人から影響を受け、家出を決断する傾向があったとのこと。性的虐待や違法労働につながる可能性があると懸念している。
(1月11日=マティション)