東北部ルーイ県で1月25日午後、走行中の車が相次いで制御不能となって道路から脱輪する事故が発生した。パラゴム輸送トラックから漏出した廃液が原因だと推測されている。
警察によるとルーイ〜チェンカーン通りなどのルーイ県内各地では、3時間のうちに同様の事故が20件ほど確認された。当時は小雨が降っており、路上にこびりついたパラゴムの廃液が溶けて道路が滑りやすくなったせいではないかという。
警察はパラゴム輸送車に廃液受け皿の常設を義務付けしているが、違反する者が多いため厳格な管理が求められている。(1月26日=マティション)