チェンマイ国際空港で2月7日、離陸直前の航空機で乗客(カナダ人男・40歳)がドアを開ける騒ぎがあった。
同空港の発表によるとタイ国際航空TG121便が離陸のため滑走路を走行している際、その乗客が立ち上がってドアを開けて緊急脱出スライドを作動させたという。
同便が離陸を中断して滑走路で立ち往生したため、合計13便に遅れが生じて乗客2296人に影響を与えた。
騒ぎを起こして取り押さえられた男は「離陸すると地下テロリストから攻撃を受けることになる」と供述しているが、薬物の使用は検出されなかった模様。(2月8日=タイラット)