クメール様式の遺跡と町に住み着いたカニクイザルの大群で知られる中部ロッブリー市で、増えすぎたサルを捕獲した。市郊外の飼育施設に収容したり、別の場所で自然に帰す試みが始まる。2月7日にタイ国立公園野生動植物局と、ロッブリー市などが合意した。
当局が2014年以降に同市で約2800頭のサルを去勢したが、2023年時点で依然として約2200頭が市中心部に生息する。サルは飲食店などに侵入して食べ物を漁ったり路上で群れ同士けんかするなど、市民生活に大きな支障を出しているようだ。(2月7日=newsclip)