保健省疾病予防局アルコール飲料管理委員会が2月19日、娯楽施設の営業時間延長に伴う交通事故の統計を発表した。
今年1月から5カ所のパイロット地域で延長した時間帯(午前2時〜4時)で、飲酒運転が原因の交通事故で18人が死亡。昨年の10人に対して80%増となっており、このまま推移すると年間死亡者数が100人ほど増えると予想されている。
事故に巻き込まれた人や取り締まりにあたる警官が犠牲となる可能性もあるため、同委員会に所属するカムヌアン氏は「観光促進の犠牲者とはいったい何人までが許容範囲なのかを政府に聞きたい」と娯楽施設の営業時間を延長したことを批判した。
(2月19日=タイPBS)