国家放送通信委員会(NBTC)が3月5日、タイでの一斉同報配信サービス(セルブロードキャストサービス・CBS)に関する記者会見を行った。
NBTCによると、昨年のサイアムパラゴン乱射事件を受け、タイでもCBSに対するニーズが高まっているという。現時点では携帯キャリアAISとの連携で試験配信に成功しているとのこと。同サービスに関する法案化は3カ月以内を予定し、年内に実現することを目指している。
CBSとは、主に災害や公衆安全に関する情報を、指定した地域にいる者の携帯電話に同報配信するサービスのこと。日本での緊急地震速報などがそれに当たる。
(3月5日=マティション)
https://www.matichon.co.th/economy/news_4456132