麻薬取締警察(NSB)が中部サラブリー県で3月2日、麻薬輸送中の車両2台の運転手2人を逮捕した。逮捕時には240万錠の覚せい剤を所持しており、容疑者の一人は東北部スリン県にある小学校の校長だと判明している。
逮捕された校長が在職する小学校の教師によると同校長は5カ月前に赴任していたが、学校にはあまり来ていなかったという。
容疑者は東北部サコンナコーン県から中部スパンブリー県の麻薬組織へ麻薬を運ぶ途中に逮捕された。同校長には多額の借金があることもわかっている。
警察の取り調べによると同校長は麻薬輸送の罪を認めた上で、「親戚から協力するように脅された」と供述している。親戚は国外逃亡中だ。(3月4日=タイPBS)