3月14日、中部サムットサーコーン県ムアン市にある飼育池からワニ十数匹が逃げた。水産局支部などによるとワニが逃げた原因は飼育池を囲う高さ2mほどのコンクリート壁が地盤沈下により一部倒壊したため、その隙間からワニが逃げたとのこと。
逃げたワニの中には体重100kg以上の個体もいるという。
3月15日時点ではレスキュー隊や水産局が15匹の捕獲に成功し、水産局支部や他の飼育所に移動された。しかし管理状態が良くなかったため、ワニの正確な個体数が不明となっている。水産局はワニに対する警戒体制を継続し、付近の住民に注意を怠らないように呼びかけた。(3月15日=CH7)