疾病予防局が5月3日、2024年1月1日〜4月30日の間に全国のデング熱感染者が26511人に達していると発表した。そのうち29人が死亡している。これは昨年同時期と比較して1.6倍にも及ぶ。
感染者のうち29%(7782人)が5〜14歳の子ども。デング熱の媒介となるネッタイシマカが発生する最大の場所は、学校および寺院であることが判明している。
そのため当局は新学期の開始とともに感染者の増加を予想。子どもに蚊除け剤を使用することや蚊の発生場所である水溜りを徹底的に除去するなど、保護者と学校に対策を講じるように呼びかけている。(5月3日=マティション)