5月28日、観光促進を目的としたタイ入国のビザ要件緩和がタイの閣議で承認された。6月1日から適用されるという。
首相府報道官によると、今回の承認により観光を目的とした短期滞在の旅行者のビザ取得免除国籍が57カ国から93カ国に増えたほか、タイ側のみの改定としては日本国籍を含む旅行者のノービザ滞在可能日数も60日間になるという。
就職・観光での滞在に余裕を持たせるため、外国人留学生ビザ（ED）取得者の卒業後滞在可能期間も1年間に延長が認められたという。
また、今回のビザ関連の改定で新種類のビザ「Destination Thailand Visa（DTV）」 の導入も承認（開始日程は未定）。タイの国外に雇い主・顧客がいるリモートワーカーやフリーランスのほか、タイでのムエタイ、料理、芸術などの習得を目的とした旅行者を対象とし、最大180日間滞在（延長でさらに＋180日間）が可能のワーケーションビザになる予定だ。
（5月29日＝マティション）
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