タイの内閣は6月11日、両手を合わせて合掌するタイの挨拶であり敬意を表すジェスチャーである「ワイ」を、タイを象徴する国のアイデンティティとして承認したと発表。
首相府報道官によると、敬意を表すために合掌する文化はタイを含む東南アジアが、ヒンドゥー教・仏教の起源であるインドから譲り受けた文化とのこと。その「ワイ」がより表現の多様性や深さなどを持ちタイ独自の文化に発展したとのこと。
「ワイ」を国のアイデンティティとしてタイの文化とともに世界へ認知させ、後世へ保存していくことを目的に今回の承認に至ったという。
(6月11日=プラチャーチャート・トゥラキット)
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