6月29日、南部クラビー県クラン島の薬物リハビリ施設から収容患者26人が脱走する事件が発生。脱走した26人は住民のロングテールボートを盗み、クラビー県の本土へ逃亡したという。
同日、警察の捜査で逃亡したうちの11人が民家に潜伏しているところを発見。民家で発見された1人によると、施設での生活は非常に窮屈で虐待も受けていたため、仲間とともに脱走を企んだと語っている。また、発見された11人は警察の取り調べに対して協力的だったが、施設への再送を拒否しているという。29日時点で警察は収容患者の家族と協力し、残りの15人の行方を捜索中。(6月29日=タイPBS)