営業中の銀行に放火
犯人の動機は不明

6月26日午前10時半頃、南部ナコーンシータマラート県にある某商業銀行の店舗前で、女性がガソリンをばらまき放火するという事件が発生。営業中で店内にいた従業員や利用客は混乱したが、従業員が消化器で火を消して負傷者や死者は出なかった。

防犯カメラの映像によると、女性はバイクで銀行を訪れ、袋の中に入っていたガソリンを銀行にかけて火をつけバイクで逃亡。この火災の影響により銀行の扉と床や、防犯カメラなどが被害を受けて約10万Bの損害があると推定されている。

警察は女性(48歳)を特定し逮捕を試みたが、「勝手に入ったら自分の家にも火をつけてやる」と脅迫。逮捕に非協力的だったため、逮捕状の発行に取り組んでいる。近隣住民によると女性は精神病を患っていて精神状態が不安定だったという。女性の犯行動機は不明だが、女性は同銀行の口座保有者ではないため、銀行に対する恨みがあるとは考えにくいとのこと。

(6月26日=マティション)
 

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