7月15日、観光促進および経済活性化の一環として、外国人入国関連の内務省による4件の改正法案にセター首相が署名した。同日に官報掲載、発効したという。
セター首相が署名した文書には、ビザなしでタイに入国できる国の新しいリストが含まれており、「57カ国/地域」から「93カ国/地域」に拡大する。
主な措置は次のとおり
①観光および短期ビジネス交流目的の短期滞在旅行者のビザ取得免除国籍が57カ国/地域から、93カ国/地域に増加。また、タイ側のみの改定として日本を含む免除国籍旅行者のノービザ滞在可能日数が60日間になる。
②オンアライバルビザ(VISA on Arrival : VOA)の取得可能国籍が19カ国/地域から31カ国/地域に増加。
③新種類のビザ「Destination Thailand Visa(DTV)」の導入。タイ国外に雇い主・顧客がいるリモートワーカーやフリーランスのほか、タイでのムエタイ、料理、芸術などの習得を目的とした旅行者を対象とし、5年間有効、最大180日間滞在可能(延長可能)。
④外国人留学生ビザ(ED)取得者を対象に、就職・観光での滞在に余裕を持たせるため、教育機関卒業後の滞在可能期間を1年間に延長。
(7月15日=マティション)
https://www.matichon.co.th/politics/news_4681464