バンコク都フワイクワン区に中国語で書かれた「外国人国籍・パスポート販売業者」の看板が立てられ、違法性が高いとみて問題となっている。セター首相もこの件を重く受け止め、入国管理局に調査を指示した。
看板は約1週間前に設置されていたことが判明。中国語で「100%合法で国籍購入・パスポート発行」、「インドネシア国籍3万(通貨不明)、カンボジア国籍10万」、「13年以上の経歴がある国籍移籍専門」などが書かれていたという。タイ国籍のパスポート販売は宣伝になかった模様。
同局によると、タイでは違法であるが、国籍が購入できる国は確かに実在しており(誇大広告や詐欺広告でない場合)、宣伝することは違法ではないと示している。また、看板の設置に関しては許諾をとっていないことから7月22日に撤去され、看板を設置した宣伝会社に5,000Bの罰金を科した。
(7月22日=タイPBS)