7月28日に、東北部線の新しく建設された複線区間42.9kmが運行開始され、同じく注目を集めている長さ5.41kmのウボンラーチャターニー県のタイ最長の鉄道トンネルも開通した。
しかし、開通初日に粉塵トラブルが発生したため、タイ国有鉄道(SRT)が2週間の一時閉鎖を発表し、元の運行ルートに戻したという。
列車が通った際にトンネル内の粉塵と鉄道のディーゼルエンジンによる黒煙が客車に充満し、乗客に呼吸困難などを引き起こす事態となった。SRTによると、開通前にトンネルの清掃はすでに完了していたが、清掃作業に不備があったことを認め、改善措置を行っていくという。東北部線の複線区間は8月12日に運行再開を予定している。(7月29日=マティション)