7月29日、国家警察本部がサイバー犯罪の統計を発表した。2022年3月1日〜2024年6月30日における通報件数は57万件に及び、657億B(1日あたり
約8,000万B)の損失が推定されている。
被害者の性別は男性が36%、女性が64%。年齢層別では11〜14歳(小・中学生)が0.1%、15〜17歳(高校生)が0.7%、18〜21歳(大学生)が6.2%、
22〜29歳(就労年齢開始)25.3%、30〜44歳(就労年齢半ば)が41.5%、45〜59歳19.6%(就労年齢末期)、60歳以上(老人)6.4%という調査結果で、サイバー犯罪による被害者の大半は就労年齢層だという。
警察はサイバー犯罪の多様化に警戒し、事前に防ぐためにも詐欺の手口に関する知識を定期的に情報を収集するよう呼びかけている。(7月29日=タイPBS)