8月7日に行われたパリオリンピックのボクシング女子ウェルター級(66kg級)の準決勝で、タイ代表のチャンチェーム・スワンナーペン(Janjaem Suwannapheng)選手がアルジェリア代表のイマネ・ケリフ選手と対戦。5-0で敗れるも、五輪初出場で銅メダルを獲得した。タイは今大会、2つ目のメダル獲得となった。
チャンチェーム選手は2000年9月25日に東北部ノーンカーイ県に生まれ、家族がムエタイジムを経営していたことから、12歳からボクシング選手の道へ。学生時代は学校のボクシングクラブに所属し、 現在はタイ空軍に所属している。
なお、対戦相手のイマネ・ケリフ選手は、国際ボクシング協会(IBA)による性別検査に失格したが、国際オリンピック委員会(IOC)は五輪ボクシング女子としての出場を認めた。また、イタリア代表と対戦した2回戦では、相手が試合開始46秒で棄権し、勝利したことでも話題となっていた。今回の勝利で決勝戦に進む。
(8月7日=タイPBS)
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