8月8日、パリオリンピックのテコンドー女子49kg級の決勝戦が行われ、タイ代表のパニパック・ウォンパタナキット(Panipak Wongpattanakit)選手が中国代表の郭清選手に2-1で勝利し、今大会初となる金メダルを獲得した。
パニパック選手は1997年8月8日、南部スラーターニー県で生まれ、東京五輪ではタイで唯一金メダルを獲得しており、2大会連続での金メダルとなった。また、2016年のリオ五輪の銅を含めると、タイ史上初の五輪3大会連続でメダル獲得の快挙を成し遂げた。
決勝戦当日はパニパック選手の誕生日で、インタビューで「最高の誕生日プレゼント」と語っている。なお、パニパック選手はパリオリンピック終了後に競技テコンドーから引退し、今後はテコンドー教室で講師として専念すると表明している。
また、タイ代表は、同日に行われた重量挙げ女子49kg級で銅、重量挙げ男子61kg級で銀を獲得し、合計5つのメダルを獲得した。
(8月8日=タイPBS)
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