8月2日、中部サムットサーコーン県で偽の咳止めシロップを製造していた工場が摘発された。
タイ食品・医薬品委員会(FDA)によると、麻薬の合成に有名ブランドの咳止め薬が違法販売されていることから工場を特定し摘発に取り掛かったという。工場内にはシロップ咳止め薬「Datissin」の偽造品1万5000本のほか、製造に使われる大量の原材料や機械等が押収された。調べによると、同工場は約2カ月前から稼働しており、1日最大2万本を生産し、5,000万B以上の損害を与えたと推測されている。(8月3日=マティション)