8月6日、南部スラーターニー県カオソック国立公園ナムタル洞窟を探索していた外国人観光客22人と、タイ人のガイド2人が鉄砲水に見舞われ遭難する事故が発生した。
同日午後7時頃に遭難者のうち23人を救助したが、ガイド1人の姿が確認できなかった。翌日に洞窟の深部付近でガイドの遺体が発見されたという。
タイ国立公園・野生動物・植物保全局(DNP)によると、同洞窟では2007年に同様の遭難事故が発生したことがあり、以降は毎年雨季期間中(6月30日〜11月30日)の立ち入り禁止を徹底し、警告の看板も立てていたとのこと。禁止事項を無視したツアー会社に対し法的措置を行っていくという。(8月7日=マティション)