8月22日午後5時頃、中部チャチューンサオ県バンパコン市のマングローブ地帯で小型飛行機が墜落した。事故現場はマングローブの湿地帯で捜索が難航し、現時点では正確な死者数はまだ発表されていないが、乗員乗客9人(タイ5人、中国人5人)全員が死亡した可能性が高いとみられている。
警察によると、墜落した飛行機はセスナ・キャラバンC208(Cessna Caravan C208)型。午後2時46分にスワンナプーム国際空港を出発し、東部トラート県へ向かう予定だったが、その途中でなんらかの原因で墜落事故が発生した。事故現場では半径20mほどで飛行機の部品が散乱していたという。
関係者によると、当日の飛行ルートの天候に問題はなく、熟練のパイロットが操縦していたという。現時点の捜査では飛行機が垂直落下した姿勢で墜落したことが判明したため、緊急着陸の失敗である可能性が低いとのこと。事故の正確な原因は調査中。
(8月23日=タイPBS)
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