8月22日からバンコク首都圏で、タイの薬草酒「ヤードン」を飲酒した数十人が中毒症状を発症しており、死亡者の報告もあった。
医療局の発表では、22日〜28日の期間で37人がヤードンによる中毒を発症し、うち6人が死亡したという。
警察はヤードンの出所を探り、25日にバンコク都サパーンスーン区の民家で薬草酒を違法製造しているタイ人の男2人（46歳、44歳）を摘発した。2人が製造したヤードンには人体に対して毒性があるメタノールを使用していることが判明。また、26日には男2人からヤードンを購入し、各店舗に提供した女（49歳）が逮捕された。
バンコク都庁は、ヤードンを販売していたバンコク都6区の売店18店に一時閉鎖を命じ、調査を行っているという。
（8月28日＝マティション）
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