8月24日に東北部ナコーンラーチャシーマー県パークチョン市に位置する建設中の鉄道トンネルが崩落する事故が発生。懸命な救助活動が行われていたが、30日午前6時に作業員3人の死亡が確認された。
事故現場はタイ~ラオス~中国の高速鉄道建設プロジェクトの一環で建設作業を行っているトンネル。24日午後23時40分にトンネルの崩壊が確認され、トンネル内にいた3人の作業員が行方不明となった。その後、救助活動が行われ、中国から都市型捜索救助隊も派遣されたが、29日にミャンマー人作業員1人が遺体で発見され、30日午前6時に中国人作業員2人の遺体も発見された。
救助チームによると、崩れた土砂や大量のセメントにより捜索が難航し、さらに鉄骨で掘った道を支えながら土を掘り進めることが必要だったため、捜索に時間がかかってしまったという。捜索時間は126時間にも及んだ。事故の原因や死亡者の死因などは調査しており、今後発表される予定。(8月30日=タイPBS)
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